愛知県はオーストラリアのビクトリア州と、中国の江蘇省と友好提携を結び、今年で40周年を迎えました。本来なら愛知県からもビクトリア州や江蘇省に出向き記念式典を行う予定でしたが、新型コロナウイルス流行のため中止となってしまいました。今日行われたフェスティバルも中止の方向で考えられていましたが、規模を縮小してコロナ対策を万全に行い、開催出来る運びとなりました。
会場は「ららぽーと名古屋みなとアクルス」で、テノール歌手や二胡による演奏会、オーストラリアや中国の雑貨販売、クリケットや中国ゴマの体験、体験ワークショップなど様々な催し物が開催されました。私もクリケットを実際に体験させていただき、とてもおもしろかったです。フォトコンテストも開催され、皆さんからの応募作品が店内の通路のあちこちに展示されていました。
オープニングセレモニーに大村知事と参加させていただきました。最初にビクトリア州総督からのビデオメッセージが流れ、大変なつかしく拝見しました。私は2018年に愛知県議会代表団の一員としてビクトリア州を訪問しており、総督とも直接お会いしたのです。州議会の上院・下院の議長さんともお会いし、わからないなりに英語で会話し、その時の記憶がよみがえってきました。
40年という長い歴史の中で、相互に訪問や受け入れを行い、教育・福祉・文化な様々な分野で交流を深めてきました。また議員連盟で講演会や懇談会などを開催し、親睦を深めています。こうして都市と都市との絆が国同士の友好関係の進展にもつながっていき、さらに50年・100年と続いていくように、と議会を代表してお祝いのご挨拶を述べました。